「谷中・上野のお山探訪シリーズ 特別編」のお知らせ
「ひな人形公開調査」
今年の3月、上野桜木あたりの「みんなのざしき」で飾られた雛人形。これは昭和4年頃に作られたもので、上野桜木に長年住まわれた方より、たい歴に寄贈された人形です。
ご覧になった方はお分かりかと思いますが、とても80年以上経ったと思えぬくらいの状態で、とても綺麗なまま保存されています。
そうは言っても細かいところを見ると色々とガタが来ています。
たい歴ではこの機会に人形の状態をしっかり調査し、今後の保存と公開に向けてしっかりとしたデータを取るべきと考え、保存修復の専門家による調査を依頼していました。
ただ、せっかくなのでこの調査自体を公開し、専門家の調査方法を学び、今後の保存や取り扱いのアドバイスを受けるとともに、調査票の記入などの作業に参加できます。
この機会に皆さんがお持ちの雛人形の、取り扱いと保存方法を学びませんか。
■講 師:野中昭美 東京国立博物館 保存修復室(立体作品担当)アソシエイトフェロー 他
■内 容:
上野桜木あたりで公開した、昭和4年頃制作の雛人形を調査します。
修復技術者による調査を、実際に見られる機会はあまりないと思われますので、この機会に一緒に参加できるよう公開講座としました。
立体修復技術者によるレクチャーを聞いた後調査に入ります。参加者には調査票の記入などに携わって頂きます。
今後の取り扱い、保存に関しても話を伺います。
■日 時:5月15日(日)13:00~16:00
■場 所:旧平櫛田中邸アトリエ
■参加費:一般1500円、たいとう歴史都市研究会会員・学生1000円、高校生以下無料
■申込み:下記メールにてお申し込み下さい。
■問い合わせ:NPO法人たいとう歴史都市研究会
E-mail: info★taireki.com(★を@にかえてご使用ください)
URL: http://taireki.com
携帯:090-6170-4099(当日用)
2016 年 5 月 2 日 11:42 AM | カテゴリー:たい歴ニュース |