*

5月2016

谷中・上野のお山探訪シリーズ 開催のお知らせ

「向ヶ岡に配置された大名庭園~不忍池周辺のランドスケープデザイン~」

0001

 不忍池の東側の台地は忍ヶ岡(上野の岡)と呼ばれました。不忍池西側の岡は忍ヶ岡の向う側という位置関係と地形から向ヶ岡と呼ばれ、加賀藩をはじめとする大名屋敷が配置されました。1月の谷中七福神めぐりではJR日暮里駅から不忍池の弁天堂まで忍ヶ岡の名所を巡りました。今回は向ヶ岡を巡ります。向ヶ岡の北端、大聖寺藩下屋敷(須藤公園)をスタートし、越後高田藩榊原家(旧岩崎邸)、不忍池、林羅山邸のあった忍ヶ岡の清水観音堂まで歩きます。それぞれの大名屋敷には不忍池、忍ヶ岡を借景した庭園がありました。それぞれの屋敷で不忍池を美しく眺めるために立地を生かした庭園がつくられました。忍ヶ岡の立地と景観を比較しながら巡りたいと思います。
 不忍池周辺は江戸時代、景勝地だけでなく、水戸藩彰考館前身の史館、湯島聖堂、朱舜水邸、林羅山邸があり、学問・文化の場でもありました。現在も不忍池周辺は文教地区で、江戸時代の学問・文化の場がどのように現在に引き継がれたか考えたいと思います。

※当日は水分を十分取れるように持参するなど、各自ご注意ください。
 かなり距離と高低差がありますので、動きやすい服装でお越しください。

■講 師:原 祐一氏(東京大学埋蔵文化財調査室)
■ルート:
千代田線千駄木駅(2番出口)―大聖寺藩下屋敷(須藤公園)―曹洞宗海蔵寺 水戸藩士 立原杏所、春沙墓地―遠江掛川藩大田家中屋敷(千駄木ふれあいの森)―根津のたいやき―根津神社―水戸藩駒込邸(中屋敷)―朱舜水先生終焉之地(東大弥生地区)―向岡記碑(東大浅野地区)―立原道造記念館跡―加賀藩上屋敷 育徳園(三四郎池 東大本郷地区)―富山藩上屋敷・大聖寺藩上屋敷(東大本郷地区)―越後高田藩榊原家(旧岩崎邸)―不忍池―林羅山邸(清水観音堂周辺)

■日 時:6月4日(土) 9:30~12:00
■集合場所:東京メトロ千代田線 千駄木駅(2番出口)
■距 離:約9キロ 気象条件によって変更することもあります。
■参加費:一般1500円、たいとう歴史都市研究会会員・学生1000円、高校生以下無料
■申込み:下記メールにてお申し込み下さい。
■問い合わせ:NPO法人たいとう歴史都市研究会
E-mail: info@taireki.com
URL: http://taireki.com
携帯:090-6170-4099(当日用)

「谷中・上野のお山探訪シリーズ 特別編」のお知らせ

「ひな人形公開調査」

 今年の3月、上野桜木あたりの「みんなのざしき」で飾られた雛人形。これは昭和4年頃に作られたもので、上野桜木に長年住まわれた方より、たい歴に寄贈された人形です。
 ご覧になった方はお分かりかと思いますが、とても80年以上経ったと思えぬくらいの状態で、とても綺麗なまま保存されています。
 そうは言っても細かいところを見ると色々とガタが来ています。
 たい歴ではこの機会に人形の状態をしっかり調査し、今後の保存と公開に向けてしっかりとしたデータを取るべきと考え、保存修復の専門家による調査を依頼していました。
 ただ、せっかくなのでこの調査自体を公開し、専門家の調査方法を学び、今後の保存や取り扱いのアドバイスを受けるとともに、調査票の記入などの作業に参加できます。
 この機会に皆さんがお持ちの雛人形の、取り扱いと保存方法を学びませんか。

■講 師:野中昭美 東京国立博物館 保存修復室(立体作品担当)アソシエイトフェロー 他
■内 容:
 上野桜木あたりで公開した、昭和4年頃制作の雛人形を調査します。
 修復技術者による調査を、実際に見られる機会はあまりないと思われますので、この機会に一緒に参加できるよう公開講座としました。
 立体修復技術者によるレクチャーを聞いた後調査に入ります。参加者には調査票の記入などに携わって頂きます。
 今後の取り扱い、保存に関しても話を伺います。

■日 時:5月15日(日)13:00~16:00
■場 所:旧平櫛田中邸アトリエ
■参加費:一般1500円、たいとう歴史都市研究会会員・学生1000円、高校生以下無料
■申込み:下記メールにてお申し込み下さい。
■問い合わせ:NPO法人たいとう歴史都市研究会
E-mail: info@taireki.com
URL: http://taireki.com
携帯:090-6170-4099(当日用)

IMG_0332