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8月2010

新内流し(しんないながし)×市田邸

・出演  :岡本紋弥(三味線・新内)、杉浦聡(三味線・上調子)

・日程  :平成22年9月11日(土)& 12日(日)

 

新内とは、江戸時代、二百五十年ほど前に浄瑠璃(=語り物)として、常磐津や清元などとともに生まれた三味線音楽のひとつで、江戸情緒を代表する庶民的な音楽として知られています。

物語の主題のほとんどが悲恋を扱い、中に多くの台詞を入れるのを特徴とするため、節は情愛の極致を繊細に語るよう工夫されました。

とりわけ新内は、男女の生き方の普遍性と封建社会の不条理を嘆くのを旨とし、「粋」の代名詞とまでも言われるようになったのです。

今回、岡本紋弥さんと杉浦聡さんのお二人が流す「新内」の舞台となるここ市田邸は、江戸の寺町の面影を残す谷中・上野桜木界隈に在る築百年を超す歴史的建造物(国登録有形文化財)です。お二人が市田邸で奏でる粋で風情ある音色と語りが、市田邸の百年の時の流れをさかのぼり、忘れられつつある明治の東京の情景を想い起こさせることでしょう。

 

・開場  :1730

・開演  :18

・会場  :市田邸(台東区上野桜木1-6-2

・入場料 :3000

       たい歴正会員・地域住民割引2800円

                受付でお申し出下さい。

・主催  :NPO法人たいとう歴史都市研究会

      

*問い合わせ・申し込み先

  NPO法人たいとう歴史都市研究会(担当:菅原)

  FAX03-5834-8044  E-mailichidatei@taireki.com 携帯電話:090-6170-4099

 

◎岡本紋弥・おかもともんや◎

岡本紋弥&杉浦聡

岡本紋弥&杉浦聡 (撮影者:那波智彦)

 

東京生まれ。学習院大学卒業。邦楽家の子弟に生まれ、2歳より邦楽を仕込まれ、22歳より新内に転じる。国立劇場邦楽若手演奏会をはじめ、三越名人会などに出演。石川県金沢市では廓(くるわ)まちを杉浦聡とともに毎年「新内流し」で吟遊する。
同時に脚本家、放送作家として商業演劇やテレビの台本を数多く手がけ、芸術祭や教育映画祭の優秀賞などを受賞。
 また小説家「早瀬詠一郎」として、主に時代小説を上梓。
主な作品に『萩大老』(新潮社)、『しらべの緒』、『日本ばし芳町ーおふさ』(集英社)、『櫻ー平家物語』、『ひろう神――女髪結い』(PHP研究所)、「裏十手からくり草紙」シリーズ(講談社文庫)、「朝帰り半九郎」シリーズ(双葉文庫)など
 

◎杉浦聡・すぎうらそう◎
東京生まれ。東京藝術大学邦楽科卒業。幼少より邦楽器ならびにピアノなどを学び、新内・清元・河東・筝曲・小唄など多くの名取となり、今も様々な演奏会に客演をする。
同時に希少とされる日本の胡弓においては第一人者とされ、後進の指導に力を注ぐ。現在、埼玉大学ならびに武蔵野音楽大学講師。
また俳人として『ぽかん』(岡本千弥著)を上梓、岡本紋弥とともに文筆でも励む。

今回の新内『あらくれ』(原作:徳田秋声)の作詞作曲は、この二名による新作。

「寺子屋2010発表会」

日程:8月22日(日)
時間:13:30〜15:30
場所:市田邸
要旨:小学生対象の体験型学習教室の発表会
内容:8月20日(金)〜22日(日)に行われる「寺子屋2010」の発表会です。「寺子屋」は、小学生にものづくりや様々な体験を通して、日本の木の住まいや歴史的なまちの大切さを感じてもらう企画です。こどもたちの作品や発表をぜひご覧ください。
参加資格:どなたでもご参加いただけます。
参加費:無料
主催:たいとう歴史都市研究会
問合せ:info@taireki.com(寺子屋担当:喜多)